COLUMN

頭皮に起こるトラブルの種類

まず頭皮に起こるトラブルについて紹介していきます！

頭皮に起こる主なトラブルは4つあります。

・乾燥

・フケ、かゆみ

・赤み、炎症

・薄毛、抜け毛

この4つです。

それぞれのトラブルの原因について説明していきます。

トラブルの原因

・乾燥の原因

乾燥肌の方は頭皮も乾燥しやすい方が多いです。

生まれつきコラーゲンやセラミドなど保湿に関与した成分が少ないことが関係しています。

そして、洗浄力の強いシャンプーを使っている事も乾燥を引き起こす原因となります。

洗浄力の強いシャンプーを使ってしまうと皮脂を過剰に洗い流してしまいます。

皮脂は肌を刺激から守る役割もあるので、適度に皮脂がある方が望ましいです。

・フケ、かゆみの原因

頭皮は体の中で特に皮脂の分泌が盛んな所です。

頭皮には汗や皮脂などを栄養とするマラセチア菌という皮膚常在菌がいます。

マラセチア菌は雑菌や細菌の侵入を防いで頭皮の健康を守っています。

ところが何らかの理由で皮脂やマラセチア菌のバランスが悪くなり頭皮のターンオーバーが崩れ、角質が大量に剥がれ落ちる「ふけ症」と呼ばれる状態になります。

そして、ふけそのものが頭皮を刺激することによってかゆみが発生するため、ふけとかゆみがセットになってる事が多いです。

シャンプーや整髪料の成分によって引き起こされます。

シャンプーが体質に合っていなかったり、整髪料の成分が刺激の強いものであったりすると頭皮が耐えきれず炎症を起こして腫れてしまう事があります。

また、紫外線や血行不良でも頭皮が赤くなったりするので気をつけましょう。

・薄毛、抜け毛の原因

薄毛、抜け毛の原因は食生活や社会的環境など様々で性別や年齢によって異なります。

暴飲暴食や偏食、睡眠不足など生活習慣の乱れは、そのままホルモンバランスや自律神経の乱れに繋がり、頭皮環境の悪化を招きます。

頭皮の化粧水の効果

化粧水には保湿成分が含まれているため、頭皮に潤いを与え乾燥から肌を保護する働きがあります。

また頭皮の表面を整えてくれます。

滑らかに保つ働きがあるのも化粧水です。  

頭皮の化粧水は必要？

頭皮も皮膚の一部なので、乾燥します。

乾燥してしまうと、かゆみやフケ、湿疹などの症状を引き起こしてしまう場合があります。

また、皮膚が乾燥し過ぎないよう皮脂分泌が活発になりニオイの原因にもなるので、顔の保湿も大事ですが頭皮にも保湿を心がけて乾燥を防ぐ事が大切です。

顔用の化粧水は頭皮に使っていいの？

頭皮に化粧水を使う場合、顔と同じものでも問題ありません。

しかし、頭皮専用の化粧水には育毛成分が入っているものや、抗炎症、殺菌効果があるものが多いです。

頭皮の状態を良くするという意味では、頭皮専用の化粧水で保湿をした方が良いと思います。

ただし、成分が合わない場合には、かゆみや赤みといった症状が出てしまう場合や、高濃度のものはベタつきがあり、ヘアスタイルに影響してしまうことも。

選ぶ際には、使用感も重視してみてください。

お悩み別頭皮の化粧水の選び方！

乾燥が気になる方は

・セラミド

・水溶性コラーゲン

・グリセリン

などの保湿成分が入っている化粧水がおすすめです！

フケ、かゆみが気になる方は

・グリチルリチン酸ジカリウム

・ピロクトンオロミン

・ヒノキチオール　

などの抗炎症、抗菌成分が入ってる化粧水がおすすめです！

赤み、炎症が気になる方は

・タネニンジン根エキス

・センブリエキス

・ショウガ根茎エキス

などの血行促進成分が入ってる化粧水がおすすめです！

薄毛、抜け毛が気になる方は

・t-フラバノン

・エチニルエストラジオール

・フィナステリド

などの抜け毛を予防する成分が入ってる化粧水がおすすめです！

頭皮の化粧水の効果的な使い方

1.洗髪後にタオルドライをして5箇所ぐらいに頭皮のの化粧水をつけます。

2.頭皮の化粧水を塗った部分を叩き込みます。

（耳裏や後頭部もしっかりと塗布する）

3.全体に塗り終えたら、指の腹で頭皮の化粧水を叩き込んでいきます。

4.軽くマッサージをして、その後ドライヤーで乾かします。

まとめ

気になる成分や効果の頭皮化粧水を試して自分に合ったものを選んでみてください♪

それでも、改善されなかった場合は皮膚科医を受診することも一つです。