COLUMN

カラー |2021.10.31

白髪に悩む方必見! しっかり隠す白髪染め、色味や明るさ重視での白髪ぼかしのおしゃれ染め、メリット、デメリット徹底解説!

白髪に悩むお客様をたくさん担当させて頂き、ひとりひとりの様々な白髪の悩みからパーソナルに合わせた白髪染め提案で少しでも多くの方をハッピーに出来たらと思っています。

Flowind.Cxuka店長ディレクターの前川です。

 

今回は、しっかり隠す白髪染め、色味や明るさ重視の白髪ぼかしでのおしゃれ染めのメリットデメリットを解説していきます。

カラーの仕組み

まずは一般的にカラーはどのような仕組みで発色するのか、簡単に説明します。

カラー剤に入っているアルカリの力でキューティクル(髪の表面を覆っているウロコ状のもの)を開き、隙間から酸化染料と過酸化水素を髪の内部へ浸透させます。

そして、過酸化水素がメラニンを脱色し、同時に酸化染料を酸化して染毛します。

おしゃれ染めも白髪染めもこのようなメカニズムでカラーをしています。

では、白髪染めとおしゃれ染めの違いは何なのか?

そちらを解説していきます。

白髪染めとおしゃれ染めの違い

一般的にオシャレ染めは黒髪を明るく、白髪染めは髪を暗くします。

(カラー前の状態にもよります)

しかし、基本的に白髪染めもオシャレ染めも髪の中で起こっている反応は同じです。

この2つは、脱色作用が強いのか、染色作用が強いかが大きな違いです。

 

そして、もう一つ大きな違いがあります!

それはカラー剤に入っている色素の違いです。

白髪染めをされてる方なら経験があるかと思いますが、しっかり白髪を染めようと思うと、明るさは暗くなり、色味を感じるよりかは、ブラック、ブラウンのようにしっかりとトーンダウンしてしまった経験有りませんか?

また明るくカラーをしようと思うと、明るくは染まったけれども白髪が染まっていない、

そんなこともあるのではないでしょうか?

 

白髪をしっかり染めるためには、たくさんの量のブラウンが必要になります。

おしゃれ染めの場合、黒髪もしくは、カラーをしている状態からのカラーリングになるため、希望する仕上がりにもよりますがブラウンの量が少ない、もしくは原色でカラーをすることによって透明感や色味を感じ、デザインを楽しむことが出来るのです。

よってファッションカラーにはブラウンの量が少ない原色のカラーや、透明感のあるクリアな色がベースで作られています。

 

当店で使用している、おしゃれ染めと白髪染めのチャートを見比べて色味の違いを比較していきましょう!

 

おしゃれ染め



色味がはっきりわかり、透明感もしっかりあります。

 

白髪染め



ブラウンの量が大量で、ニュアンス程度の色味の違いを感じるような深みのある色味が特徴です。

 

白髪染め、おしゃれ染めを実際のチャートで見比べると色味の違いは歴然でした。

白髪染めのメリット

白髪染めのメリット

・白髪をしっかり染められる
・黒髪、暗髪にできる
・暖色系のカラーが好きな人にも向いている
・艶が出せる
・色持ちが良い
・地毛の色味と馴染ませられる

などが主な白髪染めでカラーをするメリットですね。

白髪染めのデメリット

白髪染めのデメリット

・明るくなりにくい
・透明感が出にくい
・柔らかい質感を出しにくい
・赤みが出やすい
・根元の白髪が生えてきた時にコントラストがついて根元の白髪が目立ちやすい
・ブラウンの染料が髪に残留しその後のカラーのチェンジを妨げることがある

おしゃれ染めのメリット

おしゃれ染めのメリット

・豊富な色味や明るさから選べる
・季節や気分によってカラーを楽しめる
・透明感や艶がある
・色でデザインを楽しめる
・明るいカラーが楽しめる
・黒髪を明るくして白髪をぼかすことができる

おしゃれ染めのデメリット

おしゃれ染めのデメリット

・白髪が染まらない
・白髪染めより褪色が早い
・白髪染めよりも深みが出にくい

などおしゃれ染めの場合は白髪に対しての対策が難しいことがわかります。

どんな人に白髪染めが向いているのか

ではどんな方に白髪染めが向いているのか?

暗めのカラーが好きな方やお仕事上明るいカラーが出来ない方、白髪をしっかりカバーしたい方には白髪染めはおすすめです。

また白髪の量が少なく暗いカラー、もしくは、地毛の色が好みの方にもおすすめ。

ダメージのことを考えれば、マニキュアやハーブカラーもおすすめします。

しかし、今後明るいカラーで白髪を馴染ませたり、季節によってカラーリングでデザインを楽しみたいという方にはマニキュアやハーブカラーはおすすめしません。

カラー剤に入るジアミンアレルギー等や今後特に明るいカラーをしたいと思っていない方にはしっかりと白髪を隠せる白髪染めがおすすめです。

おしゃれ染めで白髪ぼかしをおすすめする理由

おしゃれ染めで白髪ぼかしをおすすめする理由

 

おすすめできる人は、まず白髪の量が15%未満の方で明るいカラーを好む人です。

もちろん白髪が少なければ少ないほど黒髪より白髪は目立たず白髪ぼかしになるため、その方もおすすめです。

白髪で悩んでる方で黒髪もしくは、暗髪じゃないとダメな人以外はおしゃれ染めで染めて白髪がわからなくなるならそれがベストだと思います。

気分や季節でファッション感覚で髪色やトーンを自由に遊べる、カラーチェンジに負担をかけずにデザインを楽しめるからです。

白髪も隠してカラーの色味や明るさも遊びたい人は、白髪染めとおしゃれ染めどちらがいいの?

白髪も隠してカラーの色味や明るさも遊びたい人は白髪染め、おしゃれ染めどちらがいいの?

今一番お客様のニーズが多いのがこちらではないでしょうか?

白髪はなるべく目立たせたくない。

でもカラーの色味も重要。

特に、アッシュやベージュなど、白髪染めの色素のデメリットでもあるブラウン(赤み)が多いため白髪染めだとなかなか表現しにくい色味を出したい。

 

そんな欲張りな方にもきっちりお応えできるように色んな手法があります。

 

1、白髪の多い所だけに白髪染めを使う。

2、白髪染め、おしゃれ染めをMIXして白髪ぼかしをする。

3.ベースの色を明るくしてから色味を入れることで白髪ぼかししながら色味を楽しむ。
(ブリーチが必要なケースが多い)

4.1回で理想的なカラーに持っていかず徐々に歩くし、白髪もしっかり染めながら回数を重ねる

5.話題の白髪ぼかしハイライトなどのデザインカラーを駆使して白髪ぼかしをし、色味明るさ共に楽しむ。

 

他にも工夫した手法で、ひとりひとりに合わせた最もあなたにマッチする白髪染めが必ずあります。

まとめ

白髪染め、おしゃれ染めどちらも必要なもので需要があるものです。

ひとりひとりに必要なもの、どちらともにメリット、デメリットがあります。

使う美容師がプロとしてお客様ひとりひとりにあったデザインを提供できるように日々白髪に悩む方に寄り添いデザインしています。

少しでもネガティブな思考がポジティブになり白髪だからできるカラーやデザインを楽しんで頂けるように励んでいます。

まずは、どのようになりたいかを一緒に考えていきましょう。

あなたらしさを引き出しヘアデザインを楽しみましょう◎

僕もめちゃくちゃ本気で頑張ります!!

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月曜日 定休日
火曜日〜日曜日 10:00〜19:30

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火曜日〜日曜日 10:00〜19:30

STAFF

スタッフ情報

店長ディレクター / Flowind.Cxuka

前川 卓磨

maekawa takuma

白髪に悩むお客様をたくさん担当させて頂き


白髪を隠すネガティブなカラーから、カラーが


楽しくなるポジティブなカラーに変えたい!!


こんな時だからこそ日々のファッションも楽しみ


明るく自分らしく、家庭も仕事もプライベートも


おもいっきり楽しみたい!!


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