COLUMN
白髪染めでも透明感は出せます!通常のカラーと白髪染めの違い
年齢を重ねると共に増えてくる白髪。
多くの方が「白髪染め」に頼ることになりますが、、、、
白髪染めには“重く見える”、“暗くなりすぎる”、“透明感が出にくい”
といったイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
結論から言うと、近年の白髪染めは透明感を出せます。
透明感が出るファッションカラーと白髪を染める白髪染めを混ぜ合わせ透明感を出しつつ白髪も染めることが出来ます。
白髪染めだからといって透明感を諦める必要はありません。
白髪染めとファッションカラーの違いとは?
白髪染めの染料はブラウンが多いです。
そのため単体で使用すると透明感が出にくいです
白髪と地毛の違いは髪内部のメラニンがあるかないか。簡単に言うと地毛(黒)の方がブラウンの量が多いです。
ファッションカラーではブラウンは含むものの白髪染めの染料よりは少ないです。
そのため
ファッションカラーのみで染めるとブラウンの量が少ない白髪部分が淡く染まってしまい浮いて見えます。
なので白髪に色が全く入らないのではなく
髪のベースの色が違うので、明度差、彩度差が出て染まっていなく感じるというのが正解ということです。
逆に言うとファッションカラーのブラウン量をコントロール出来れば白髪は染まるということです。
ファッションカラーと白髪染めを混ぜることで、きちんと色を発色させ透明感を出しながら白髪を染めることも出来ます
最近の流行りで言うと
ファッションカラーで明るくしながら少なめのブラウンで染めたカラーで”白髪ぼかし”
そこにハイライトを入れて透明感をさらに出した染め方を"白髪ぼかしハイライト"
なんとなく分かってきましたか?
ここまでファッションカラー、白髪染め、と書いてきましたが、、、
ファッションカラー、白髪染めの線引きなんて
あって無いようなものなんです。
目次
白髪染めでも透明感のある色に出来る
白髪染めでありながらも透明感をしっかり感じられるスタイル。
たとえば、アッシュ系やグレージュ系などのくすみ感を含んだ色味は、白髪染めでありながらもまるでファッションカラーのような透明感を演出してくれます。
白髪染めだからといって、暗く、重く、老けた印象になることはありません。
むしろ、透明感を取り入れることで、顔色を明るく見せたり、肌の質感を引き立てたりと、印象をぐっと若々しくすることができます。
また、根元の白髪染めだけでなく、毛先には透明感のあるハイライトを加えることで、立体感や抜け感を演出することも可能です。
これにより、単なる白髪染めではなく、自分らしい個性や雰囲気を楽しめるヘアスタイルが完成します。
近年の白髪染めでは、ただ「白髪を隠す」のではなく、白髪を活かして「透明感」を作るという考え方が広まりつつあります。
CHESTでも「透明感のある白髪染め」というメニューが人気を集めており、「白髪染め=暗めの色で諦める」のではなく、「白髪染め=地毛では出来ない柔らかさと透明感を作る天然のハイライト」と捉えています
透明感のある白髪染めのケア方法
もちろん、白髪染めにおいては色持ちやダメージケアも重要です。
透明感を保つためには、適切なシャンプーやトリートメントを使い、色落ちを防ぎながら美しい状態をキープすることがポイントです。
白髪染めで明るくした際に色が抜ける過程で
どうしてもギラついたりパサついて見えたりしてしまいます。
カラーシャンプー=ブリーチなどのハイトーン用と思われがちですが、白髪染めをされている方にも有効です。
白髪染め用の濃い茶色のシャンプーではなくベージュや紫のカラーシャンプーでギラつきを抑えて透明感を持続させることができます。
最後に
白髪染め=不自由というイメージを持っていた方も、「透明感」をキーワードに考え直すことで、もっと前向きに、もっと自分らしくカラーを楽しむことができるようになります。
つまり、白髪染めは単なるカバーではなく、表現のひとつ。透明感を軸にデザインされた白髪染めは、髪全体に柔らかさと抜け感をもたらし、周囲からの印象までも変えてくれる力を持っています。
最後に——「白髪染め」だからこそ、色を楽しみましょう。そして、「透明感のある白髪染め」を通して、今の自分にしか出せない魅力を引き出してみませんか?
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