COLUMN

カラー |2025.05.23

オーガニックカラーって何がいいの?オーガニックカラーのメリットデメリット

昨今、オーガニックの食品や商品がスーパーやドラッグストアでも気軽に購入できる様になりました。


オーガニックカラーのメニューを取り扱うサロンも増えてきて、普通のカラーと一体何が違うのか、疑問に持たれている方も多いのではないでしょうか?


今回はオーガニックサロンの美容師が、オーガニックカラーと普通のカラーの違いや、メリットデメリット、オーガニックカラーはどんな方に向いているのかを詳しく解説させていただきます。

オーガニックとは?

まずオーガニックとは、


【3年以上農薬や化学肥料を使っていない耕地で栽培されたもの、農薬や化学肥料を使わずに栽培するもの、遺伝子組み換えしていないもの】になります。


3年以上、というのはあくまでも作物は土から育つので、例えば農薬や化学肥料を使っていた土壌をリセットする為には準備期間が必要ということだそうです。


オーガニック=何となくナチュラルな?と思われている方も少なくありませんが、オーガニック認証というものが国によって違い、特にヨーロッパでのオーガニック認証はかなり厳しい基準を設けられています。

オーガニックカラーとは?

オーガニックカラーとは、カラー剤の中にオーガニックの植物のオイルやエキスが含まれているものになります。


カラーの種類は色々ありますが、一般的にアルカリの普通のヘアカラーでは化学成分が多く含まれており、髪や頭皮への負担が懸念されることがあります。

オーガニックカラーのメリットについて

オーガニックカラーはカラーの種類によって様々なメリットがあります。


まず100%植物成分でできたヘナカラーもオーガニックの植物が使われていればオーガニックカラーといえます。ヘナは繰り返し行うことで髪にハリやボリューム、艶が出ます。植物成分成分のみで作られているものは頭皮や髪に対してダメージがないので、2週間に1回など、期間をあけなくても出来るのがメリットです。(地毛を明るくすることはできません)


次に普通のカラーと比較される、アルカリ性の(地毛を明るく出来る)オーガニックカラーのメリットですが、こちらのオーガニックカラーは一部の化学成分の代わりに植物の成分が入っているため、髪をいたわりながら優しくカラーを行います。


化学成分を抑えていることから、髪の内部構造を保護しながらカラーできるため、色持ちが良いことも特徴です。


また、オーガニックアロマのオイルが入っているものもあり、カラー中やカラー後の嫌なにおいが軽減されることもあります。

オーガニックカラーのデメリット

オーガニックカラーで髪をかなり明るくしたい場合はオーガニックオイルが含まれていても、メラニンを削るための成分が多く含まれる為、通常のカラーと同じく乾燥しやすくなることがデメリットです。


また、既にハイダメージの髪には補わないといけない成分が多い為、オーガニックカラーのオイル成分だけでは不十分な場合があります。


また、植物に対してアレルギーがある方はオーガニックカラーはおすすめできません。

オーガニックカラーに向いている方は?

オーガニックカラーは昔に比べて多くのメーカーが扱っており様々な色味も揃っているため、白髪染めから明るいカラーも可能です。


色や明るさを楽しみたいけどダメージがを出来るだけ軽減されたい方、カラーのにおいが気になる方、白髪が気になるので頻繁にカラーをしたい方にもオーガニックカラーはおすすめです。

まとめ

オーガニックカラーは、髪や地に優しい植物由来の成分で作られており、生分解性の成分が使われたりと、環境にも配慮したものが多く、髪や身体だけでなく地球にも優しい選択となります。


ぜひこの機会に、オーガニックカラーを試してみてください。


 

STAFF

この記事を書いたスタッフ

店長/ディレクター / COQOO

ami

Ami

2019年より店長就任。どんな時も温厚&ほがらかな人柄で周りを和ませる達人。

特に髪のくせを活かしたデザインはお任せください。

ヘアデザイナーであると同時にSHIGETAのヘッドセラピストとして、カラダの内と外、両側のアドバイスをさせて頂いております。



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