COLUMN

カラー |2026.10.07

ハーブカラーってなに?ヘナカラー、普通のカラーとの違いは?

美容室のメニューにたまにあるハーブカラー。

ダメージはするの?

ヘナカラーやアルカリカラーとの違いって?

髪や頭皮に優しく染めたい方にわかりやすくご説明します!

ハーブカラーとは?



ハーブカラーは、植物由来の成分をベースにした、髪と頭皮への負担に配慮したカラーです。

一般的なアルカリカラーのように髪を明るくすることを目的とするのではなく、髪に色を与えながら、自然なツヤやハリ・コシを感じやすい仕上がりを目指せるのが特徴です。

ハーブカラーは、天然成分を多く配合し、ジアミンを含むタイプでありながら、施術時には4倍のお水で希釈することで実質約0.5%になるとされています。

ケミカルヘナは7~8%前後・アルカリカラーは3〜5%(メーカーによる)と言われているのでアレルギーを起こしにくいカラーです。

また、一般的なヘナよりも粒子が細かく、髪の表面だけではなく内部から染め上げることで、カラーチェンジがしやすく、パーマとの併用もしやすいという点が大きな特徴です。

ハーブカラーとヘナカラーの違い

一番分かりやすく言うと、

「ヘナ=髪をコーティングするように染める」
「ハーブカラー=髪の内部から染め上げる」

という違いがあります。

① 色の変化・カラーチェンジ

ヘナは、植物に含まれる色素を髪の表面に絡ませて染めるため、髪を明るくすることはできません。

また、ヘナを繰り返すほど色素が重なり、次に明るくしたいときにヘナのオレンジ味が残りやすいという特徴があります。ヘナはオレンジ〜ブラウン系の限られた色味で、明るくするカラーには不向きとされています。 

一方、ハーブカラーは髪の内部から染めることでカラーチェンジがしやすいです。

そのため、

「白髪は染めたいけれど、ずっと同じ色ではなく、将来的にはカラーを変えたい」

という方にも取り入れやすいのがメリットです。

② パーマとの相性

ヘナは髪の表面をコーティングする性質があるため、ヘナをしている髪はパーマがかかりにくくなる場合があります。 

ハーブカラーは髪の内部から染め上げるため、資料ではアルカリカラーと同じようにカラーチェンジがしやすく、同日にパーマをかけることも可能とされています。

つまり、

「白髪染めをしながら、パーマやカラーチェンジも楽しみたい」

という方には、ヘナよりハーブカラーの方が選択肢を広げやすいと言えます。

③ 施術時間

ここも大きな違いです。

ハーブカラー:自然放置 25分
ヘナ:自然放置約30〜40分

とされています。

さらにヘナの2回染めで暗めにしっかり染めたい方の場合、2〜3時間程度かかることもあると紹介されています。 

そのためハーブカラーは、

「植物由来のカラーを試してみたいけど、長時間の施術は苦手」

という方にもおすすめです。

④ヘナよりもカラーを楽しみやすい

ハーブカラーにはヘナは配合されていません。

ヘナは植物染料ならではの良さがありますが、色味がオレンジ〜ブラウン系を中心としたものになりやすく、カラーチェンジやパーマとの相性に注意が必要です。

一方、ハーブカラーは、

ブラック
↓
ダークブラウン
↓
ブラウン
↓
ライトブラウン
↓
ダークベージュ
↓
ベージュ
↓
ライトベージュ

など、複数の色味から選択できます。

そのため、

「植物由来のカラーをしたいけど、色味も楽しみたい」

という方にもおすすめです。

ハーブカラーをするメリット

① 髪への負担を抑えながら白髪を染められる

ハーブカラーは、一般的なアルカリカラーに比べて髪や頭皮への負担に配慮しながら白髪を染めたい方に向いています。

「白髪染めはしたいけど、できるだけ髪を傷ませたくない」

という方に選ばれやすいカラーです。

② 髪にハリ・コシを感じやすい

ハーブカラー、ヘナなどの植物染料には、髪にハリ・コシを与え、トリートメントのような仕上がりを目指せる特徴があります。「ハリコシ」やトリートメント効果があります。

そのため、

・髪が細くなってきた
・ボリュームが出にくい
・髪にツヤが欲しい
・白髪染めをしながら髪をきれいに見せたい

という方におすすめです。

③ 頭皮への刺激やカラーのニオイが気になる方にもおすすめ

植物由来の成分を多く使用しているため、一般的なカラー剤特有のツンとしたニオイが苦手な方にも選択肢になります。

ただし、「天然だから絶対に刺激がない・アレルギーが起きない」というわけではありません。

ハーブカラーであっても植物由来成分によるアレルギーが起こる可能性があり、パッチテストの必要性があります。 

④ ヘナよりも「普通のカラー」に近い感覚で楽しめる

ここがハーブカラーの一番大きな魅力だと思います。

植物由来のカラーを取り入れながら、


  • 色を変えたい

  • パーマもしたい

  • 長時間の放置は避けたい

  • 白髪を自然にカバーしたい

  • 髪のハリ・ツヤも大切にしたい


という、「ヘナの良さ」と「一般的なカラーの使いやすさ」の中間を狙えるのがハーブカラーの特徴です。

なぜ「粉」なのに髪が染まるの?

 

ハーブカラーは、粉末状の植物成分を水で溶いて使用します。

一般的なカラーのように「オキシで髪を脱色して色を入れる」のではなく、資料では、植物成分が髪のタンパク質に吸着したり、水中の酸素と反応して発色することで染まるとされています。

そのため、

×髪を明るくするカラー

ではなく、

◯白髪に色を与えて自然にカバーするカラー

と考えると分かりやすいです。

ハーブカラーに含まれる植物成分

代表的なハーブとして

カミツレ(カモミール)
甘草(カンゾウ)
柿葉(カキハ)
セージ
ローズマリー

などが入っています。

それぞれ異なる特徴を持つハーブをブレンドしているのがポイントです。

・ カミツレ(カモミール)



保湿などの美容面で利用されてきたハーブ。

・甘草(カンゾウ)



古くから利用されている植物で、抗炎症作用があります。

・柿葉



ビタミンCやフラボノイドなどを含む植物成分。

・セージ



ビタミンCやフラボノイド、タンニンなどを含み、抗菌・収れんなどの特徴が紹介されています。

・ローズマリー



すっきりとした香りが特徴。保湿・抗酸化など、さまざまな美容面で利用されてきたハーブです。

ハーブカラーの注意点・デメリット


  • ハーブカラーには、酸化染料などが含まれるため、「植物成分だから絶対にアレルギーが起こらない」というものではありません。

  • 今回ご紹介しているハーブカラーはジアミンを含むため、使用前のパッチテストが必要。

  • ハーブカラーには髪を明るくする力がないため、黒髪を明るくしたい場合には向いていません。

  • ハーブカラーは、通常のカラーと同じように、髪質・白髪量・放置時間などによって染まり方が変わります。

アルカリカラーとハーブカラーの違い


  • アルカリカラーは、アルカリ剤と過酸化水素を使って髪の内部まで染料を届ける、一般的なヘアカラーです。

  • ハーブカラーは、アルカリ剤や過酸化水素を使用せず、植物由来成分を中心に白髪を染めるカラーです。


① 髪を明るくできるか

  • アルカリカラー

    • 髪を明るくすることができます。

    • 黒髪の色素を分解しながら、希望の明るさや色味に仕上げます。

    • 白髪染めからおしゃれ染めまで、幅広いカラーに対応できます。



  • ハーブカラー

    • 髪を明るくすることはできません。

    • 現在の髪の明るさをベースに、白髪を染めて色味を加えるカラーです。

    • 「明るくしたい」という方よりも、「白髪を自然にカバーしたい」という方に向いています。




② 髪への負担

  • アルカリカラー

    • アルカリ剤や過酸化水素を使用するため、繰り返しカラーをすることで髪への負担が気になる場合があります。

    • 特に毛先など、何度もカラーをしている部分はダメージに注意が必要です。



  • ハーブカラー

    • アルカリ剤・過酸化水素を使用しないため、一般的なアルカリカラーより髪への負担を抑えたカラーを選びやすいのが特徴です。

    • 植物由来成分を90%以上配合した製品もあり、白髪染めを継続したい方に向いています。




③ 白髪の染まり方

  • アルカリカラー

    • 白髪をしっかり染めることができます。

    • 明るさや色味の選択肢も豊富です。



  • ハーブカラー

    • 白髪を自然にカバーすることができます。

    • ブラック、ブラウン、ベージュ系など、商品によって複数の色味から選べます。

    • ただし、髪質や白髪の量によって染まり方には個人差があります。




④ 髪のツヤ・手触り

  • アルカリカラー

    • カラー剤に含まれるトリートメント成分などによって、施術直後はツヤや手触りが良く感じられることがあります。

    • 一方で、カラーを繰り返すことで髪の乾燥やダメージが気になる場合があります。



  • ハーブカラー

    • 植物成分によるコンディショニング効果が特徴とされており、ツヤのある仕上がりを目指せます。

    • 「白髪を染めながら、髪のコンディションも大切にしたい」という方に向いています。



ハーブカラーまとめ

「ハーブカラーは“植物の力を利用した白髪染め”」

・90%以上が植物成分で、アルカリ剤やオキシを使わずに白髪を染めます。

・カミツレや甘草、柿葉、セージ、ローズマリーなどのハーブが入っていて、白髪を染めながら髪のハリ・コシやツヤにも配慮できるのが特徴です。

・ヘナも植物のカラーですが、ハーブカラーにはヘナは入っていません。

・ヘナよりも色味の選択肢があり、ブラックからブラウン、ベージュ系まで楽しめるので、「自然派カラーをしたいけど、カラーも楽しみたい」という方におすすめです。

・白髪を隠すだけではなく、染めながら髪をきれいに見せたい。

 

頭皮と髪への負担を減らしたい、今後明るくするつもりはない方にとてもおすすめのカラー剤です。

お近くの美容室で取り扱っている場合はぜひ試してみてください!

染め続けると手触りの良さ、ダメージのしにくさに感動します!

STAFF

この記事を書いたスタッフ

スタイリスト/セラピスト / COQOO

中村 真帆

Maho Nakamura

特にヘアアレンジ、着付を得意としており、多岐にわたって活躍中のスタイリストです。ヘッドセラピストとしての人気も高く、頭皮や髪のこれからについても安心してお任せいただけます。

※WEB予約は中村限定メニューに限ります。その他のメニューにつきましては電話にて承ります。



カット 税込¥5,500